タイトル:葉多駅に朝が来る
撮影:芝本 智美様
撮影場所:神鉄 葉多駅
葉多駅は、1952年に設置された1面1線の単式ホームをもつ無人駅です。
昭和の香が残る古い駅舎のたたずまいがとても懐かしくて大好きな場所です。
季節によって太陽が昇る位置が線路の直線上になる時があり、その際は線路が金色に輝きとても美しいです。
この日は電車が太陽を背負いホームに到着しました。
朝一番の電車で車掌さんが無人駅であるこの駅に降りたち、用事を済ませた後乗り込む姿を撮影させていただきました。
乗客の安全を守る車掌さんのキリリとした立ち姿がとても印象的でした。
タイトル:一番列車
撮影場所:粟生線葉多~粟生間
撮影者:うわじま6号様
日本列島を台風21号が縦断した2017年10月22日から23日にかけて、神戸電鉄粟生線も倒木の被害により運休を余儀なくされました。しかし、折り返し輸送や迅速な復旧作業により、朝、私が乗ろうとした頃にはダイヤの乱れはあったものの運行が再開されていました。
10月23日の朝、押部谷駅構内には、普段見ることがない行き先表示もなされていない列車が真ん中の線路に停車していました。これは、折り返し運転等で非日常のダイヤが組まれていた名残なのでしょう。
また列車やホームの背景にある空に目を移せば、台風一過の秋晴れの空が、何事もなかったように広がっています。
今回撮影できた、この写真は、一見、何の変哲もない列車の写真ですが、前述の通り、色々な要素が盛り込まれた、非日常の一枚です。
タイトル:そこに居てはいけない列車
撮影場所:押部谷駅構内
撮影者:World Traveler©︎2017様
神戸電鉄志染駅構内に、カエルの置物があります。
粟生線を応援したいという男性が寄贈したもので、名前は「あお(粟生)がえるのヨッシャ君。」
「無事帰る」「粟生線も栄える」の願いを込めて、乗客の安全を見守っています。私も通るたび、「おはよう」「さいなら」と声をかけています。
タイトル:守り神
撮影場所:神戸電鉄 志染駅構内
撮影者:堀内 千鳥様
※音が出ます。
※全作品ではありません。